日本成長学会とは
日本成長学会(The Japanese Association for Human Auxology)は、人間の成長および発育・発達について国際的な視野から研究し、日本においてHuman Auxology(成長学)を確立、発展させることを目的としています。
Auxology(成長学)は、解剖学、人類学、教育学、動物学、小児科学などいろいろな分野に関係した学際的領域であり、本学会も小児内分泌の側面から、人類遺伝学の側面から、スポーツ医学の側面から、学校保健の側面から、さらには矯正歯科学や眼科の側面から、いろいろな面から研究していくために集まった人たちで構成されています。成長は、そのほかストレスなどの精神的なもの、地震などの環境的なものなどいろいろのものの影響を受けますので、それらも研究課題になります。
より多くの成長に係わっている人たちが本学会に参加してくださることを期待しております。
沿革
日本成長学会は1990年に「Auxology(成長学)研究会」として発足しました。その目的は小児の成長評価を学問として日本に定着させると同時に、日本においてこの研究領域が確立したことを証明するために日本において国際Auxology学会を開催することでした。
2005年にAuxology研究会を「日本成長学会(Japanese Association for Human Auxology)」に改組し、それまで研究会の抄録集として年1回発行されていた「Auxology」を、正式に年2回発行の日本成長学会雑誌として発刊いたしました。2007年には都市センターホールにて、第18回日本成長学会学術集会と同時に、第6回国際Auxology学会(International Congress of Auxology)を開催することができました。